【常滑市】夜に走る天井裏の害獣｜イタチ駆除工事 #1

2025-01-25 2025-01-25

ichinihome

今回はイタチ対策案件をご紹介します。

家主様から、夜間に足音が聞こえ、庭に足跡があるとの相談をいただきました。話の内容と、長年の経験からイタチの可能性が高いと判断。調査の結果、屋根裏にはネズミの糞が確認されましたが、イタチの糞は見当たりませんでした。それでも、市に捕獲申請を提出し、捕獲業務を進めることにしました。

現場に罠を設置してから約1時間でイタチを捕獲することに成功しました。これは通常、イタチが夜行性であることから夜中に捕獲されるケースが多い中、最速の結果となりました。警戒心も強いので、通常は1～2週間かけて捕獲することになります。捕獲後は、屋根裏の清掃を行い、今後の侵入を防ぐために隙間を塞ぐ工事を実施し、無事作業を完了しました。

イタチ対策の必要性

イタチは建物にとって見過ごせない問題を引き起こします。特に屋根裏に住み着くと、糞尿による悪臭や断熱材の損傷、電気配線への被害などが発生します。放置すると建物の劣化や火災リスクにつながることもあり、早めの対策が被害を最小限に抑える鍵となります。

また、イタチなどの害獣が侵入する可能性のある穴や隙間に関しては、現場で撮影した写真を掲載していますので、ぜひご確認ください。特に築年数が経過した建物では、通風孔の劣化が進んでいる場合が多く、至急の対策が必要です。

駆除および対策方法

今回の現場では、家主様から足音や庭に残った足跡の相談を受け、調査を行いました。その結果、屋根裏にネズミの糞が確認されましたが、長年の経験からイタチが侵入していると予測しました。

イタチを捕獲するためには、狩猟免許（罠猟）が必要であり、さらに捕獲には市区町村への申請が必須となります。当社では、資格を持つ専門スタッフがこれらの手続きを適切に行い、以下の手順で対策を実施しました。

罠の設置と捕獲：市に捕獲申請を提出した後、専用の罠を設置し、約1時間でイタチを捕獲しました。通常、イタチは夜行性のため、夜間に、警戒心も強いので2週間程度かかって捕獲されるケースが多いですが、今回は最速の結果となりました。捕獲後の処理は、法律に則った適切な方法で行っています。
屋根裏の清掃と消毒：捕獲後、屋根裏の糞や汚れを清掃し、殺菌消毒を行いました。これにより悪臭や衛生リスクを解消しました。
侵入経路の封鎖：イタチが再び侵入しないよう、隙間や穴をステンレス製のメッシュや耐久性のある素材でしっかり封鎖しました。

作業手順

現場調査：被害状況や侵入経路を確認。
捕獲申請：市への捕獲申請を実施。
許可書の受け取り：申請が受理されると許可書が発行される（要1週間程度）。
罠の設置と捕獲：現場に最適な場所に罠を設置。
清掃と消毒：糞や汚れを清掃し、殺菌消毒を徹底。
侵入経路の封鎖：耐久性の高い素材で隙間を完全に封鎖。

作業の所要時間

見積りをご確認いただいた後、作業が決定次第、捕獲申請を提出します。この申請には約1週間程度を要します。その後、罠の設置作業を1日、約2週間後に罠の回収（捕獲され次第随時回収もします）、屋根裏の清掃、隙間や穴の封鎖作業を1～2日で行います。

現場の状況や侵入経路の数によって、多少の前後が生じる場合がありますので、詳細なスケジュールは個別にご案内いたします。

施工後のメンテナンスと保証

イチニホームでは、害獣駆除の際に封鎖した侵入経路に関しては、1年保証を提供しております（※条件あり）。また、施工後もLINEやメールでの相談を随時受け付けております。お客様の希望があれば、床下や天井裏の定期点検も行っております。

＜おまけ＞イタチが住み着いているサイン

足音や物音
夜間や早朝、屋根裏や壁の中から走るような足音や、ゴトゴトとした物音が聞こえる場合、イタチが活動している可能性があります。イタチは夜行性であるため、特に夜間に音が目立つことが特徴です。
足跡
イタチの足跡は、庭や建物周辺の土や雪の上に残ることがあります。前足は小さな丸い形で、後足はやや長い楕円形の形状をしています。周辺を定期的に確認することで発見しやすくなります。
糞の存在
細長い形状で、両端がとがっていることが特徴のイタチの糞が屋根裏や建物の隅、通り道に見られる場合、住み着いている可能性が高いです。糞には小動物や昆虫の骨や毛が混ざっていることがあります。
臭い
イタチが住み着くと、特有のアンモニア臭や動物臭が漂います。屋根裏や部屋の隅で強い臭いを感じた場合、侵入している可能性が考えられます。
断熱材や配線の被害
屋根裏の断熱材が乱れていたり、引っ掻き跡が見られる場合や、配線がかじられている場合は、イタチが住み着いている可能性があります。
巣の材料
屋根裏や物置などに、草、枝、小石、布切れなどが集められている場合、それらはイタチが巣を作るために運び込んだ材料である可能性があります。
捕食の痕跡
鳥や小動物の羽根や骨などが屋根裏や建物の周辺に残されている場合、イタチが捕食後に放置した可能性があります。