【常滑市】シロアリ駆除工事 #5|ベイト工法と併用で巣ごと根絶
① 施工概要
施工日:2025年8月
施工場所:常滑市
施工内容:シロアリ駆除工事(バリア工法&ベイト工法)
施工箇所:木造建築、庭
バリア工法とは
バリア工法は薬剤で建物を覆うように処理し、シロアリの侵入を防ぐ方法です。短期間で効果を発揮し、既に侵入しているシロアリも駆除できます。
ベイト工法とは
ベイト工法は毒餌(ベイト剤)を設置し、働きアリに巣へ持ち帰らせて巣ごと駆除する方法です。薬剤散布が難しい屋外や庭にも適しています。
② お問い合わせのきっかけ
「庭で木が急に倒れ、中にシロアリがいる」とご連絡をいただきました。
ヤマトシロアリは湿った木材を好み、巣を作ると数年単位で木の内部を食い荒らします。今回の木も内部がほぼ空洞化しており、強風や雨で倒れやすい状態になっていました。
③ 現地調査の様子
被害箇所やシロアリの種類:(ヤマトシロアリ)
巣や蟻道の確認:木の中はすでにスカスカで、建物にも多数の蟻道を確認。
写真(発見した被害箇所やシロアリの様子):


④ 施工内容
バリア工法
使用薬剤:ガントナーMC
散布方法:床下に潜り、薬剤噴霧や、薬剤注入
施工中の写真:(ステーション設置の様子)



ベイト工法
使用ベイト剤:トレロナ(屋外)
設置方法:庭にベイトステーションを等間隔で設置
設置数:4か所
施工中の写真:(ステーション設置の様子)



⑤ メンテナンスと駆除の流れ
バリア工法
- 5年保証(建物内)
- 完全駆除後も予防として5年後に再度検討
ベイト工法
- 設置後、1年に1~2回の点検
- ベイト剤を巣に持ち帰らせ、巣全体を駆除
- 完全駆除後も予防として継続設置
⑦まとめ
今回は庭の木が倒れてしまい、すでに内部はシロアリによってスカスカの状態でした。
建物だけでなく庭部分にも施工が必要でしたが、庭などの屋外は雨や湿気で薬剤が地中に浸透・流出しやすく、長期的な効果を維持するのが難しい環境です。
そのため、今回は薬剤散布ではなく、降雨の影響を受けにくいベイトステーションを採用しました。
ベイト工法は、薬剤をベイトステーションの中に封入して管理するため、薬剤に直接触れる心配がありません。
庭に植栽が多くシロアリ被害が心配な方や、ペット・赤ちゃん・小さなお子様が庭で遊ぶご家庭にも安心しておすすめできます。
建物内は即効性の高いバリア工法でしっかり防除し、屋外はベイト工法で巣ごと駆除することで、環境条件に合わせた効果的な対策を実施。
屋内外それぞれに適した方法を組み合わせることで、より安全かつ確実なシロアリ駆除が可能になります。
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