【常滑市】コウモリの忌避・予防工事 #3
常滑市はやはりコウモリ被害が多いです。
先日、コウモリの忌避・予防工事を行いましたのでその報告をします。
今回は換気扇に侵入したコウモリの動画も撮影しています。
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目次
コウモリ駆除の必要性
コウモリは夜行性の生き物で、主に夜間に活動します。特定の場所に巣を作る習性があり、これが家屋内外での問題の原因となります。特に、コウモリの糞尿は強い悪臭を放ち、健康被害を引き起こすことがあります。糞尿には細菌やウイルスが含まれており、人間やペットの健康に深刻な影響を与える可能性があります。そのため、コウモリの存在が確認された場合は、早めに対策を取ることをお勧めします。
駆除方法
コウモリ駆除と予防工事では、外側の作業だけを行う業者もありますが、私たちは内側も含めて徹底的に殺菌消臭と清掃し、換気扇を安心してお使いいただける状態にします。コウモリの糞尿ですが、強い悪臭がするので、殺菌効果はもちろん消臭効果のある薬剤を使用します。
作業手順
1. 室内の換気停止と換気扇の準備
室内のすべての換気を止め、各換気扇の蓋を外し、忌避剤やコウモリが室内側に出ないよう養生シートで覆いカバーします。取り外した換気扇のカバーは洗って綺麗にします。
2. 2階からの作業開始
三連梯子を使用して2階の換気扇から作業を開始します。ガラリ(換気扇の外側にあるカバー)を取り外し、古いガラリは破棄します。
3. 忌避剤の散布と清掃
忌避剤をまいてコウモリを外側に追い出し、殺菌消毒・消臭剤をまいて換気扇内を清掃します。その後、新しいガラリを設置します。
4. トイレの換気扇の対策
トイレの換気扇にも忌避剤をまいてコウモリを追い出し、殺菌消毒・消臭剤をまき、換気扇内を清掃します。
5. トイレの換気扇のアミ設置
トイレの換気扇は窓についているタイプのため交換ではなく、アミを設置します。
6. 各換気扇の作業の繰り返し
手順②と③を5か所、手順④と⑤を2か所で行います。
7. 室内の換気扇内の清掃
室内の換気扇内を掃除機で清掃し、殺菌消毒・消臭剤をかけて清掃します。
8. 換気扇カバーの戻し
最後に、取り外して洗った換気扇のカバーを元に戻します。
追加エピソード
1か所で忌避剤をまいた際、コウモリが17匹も飛び出してきた場所がありました。お客様も「まさかこんな隙間に…」との思いだったようです。また、別の個所ではガラリを外した際にドロバチの巣が見つかりました。お客様は驚かれていましたが、コウモリ対策をすることで今後の換気扇内のハチの巣も予防できることを伝えると安心されていました。
作業の所要時間
作業員2人で、外側と内側の作業を1日で完了しました。
常滑市について
換気扇へのハチの侵入について
ハチは巣を作る際に、安全で外敵から守られ、かつ適度な温度と湿度を保てる場所を選びます。換気扇内は、外部からの侵入が比較的難しく、さらに温かく乾燥しているため、ハチにとって非常に魅力的な場所となります。また、換気扇のダクトが外に繋がっているため、ハチが容易に出入りできることも原因の一つです。
ハチの巣を見つけたときの対処方法
- 換気扇を使わない:ハチを刺激しないために、換気扇を使用するのは避けましょう。
- 専門業者に依頼する:自己処理は危険ですので、専門の駆除業者に依頼するのが最も安全です。
- 予防策を講じる:駆除後は、再発防止のために換気扇の周囲に防虫ネットを設置するなどの対策を講じましょう。
ドロバチ
ドロバチ(泥蜂)は、スズメバチ科に属する中型から大型のハチで、泥や土を使って巣を作る習性が特徴です。巣は壁や軒下などに作られ、幼虫の餌としてクモやイモムシを狩り、麻酔状態にして運びます。通常は攻撃性が低く、人間を刺すことはほとんどありません。